知っておきたい、私たちの大切な水のこと

2022年6月17日

水は私たちの命をつなぐ大切な資源です。しかし、水不足が深刻です。2050年には世界の40%以上の人が必要な量の水を使えなくなると予測されています※1。
飲み水では22億人、トイレは42億人が困難に直面することに。

SDGsで第6の目標として、「安全な水とトイレを世界中に」が掲げられています。すべての人が安全で衛生的な水の恩恵を受けられるよう、限りある水資源を守らなければなりません。

日本では、飲み水やトイレに困る、という経験をすることはほとんどないでしょう。
でも、広く世界に目を向ければ、これはとても幸運なことなのです。日本人が1日に使う水の量は約287リットル※2。世界の多くの国と比べても多めです。
家庭でも意識して、できるところから節水を始めましょう。

※1 経済協力開発機構(OECD)「OECD Environmental Outlook to 2050(2012)」
※2 国土交通省「令和3年版 日本の水資源の現況について」


いざという時のためのローリングストック

災害によるライフラインの寸断に備え、水の備蓄を忘れずに。必要な水の量はライフスタイルによっても変わりますが、少なくとも1人あたり3リットル、3日から7日分の備蓄が必要とされています。古いものから順に使っていくローリングストック(日常備蓄)にすることで、消費期限切れの失敗も防げて安心です。