フードロスをなくそう

2022年11月25日

食べられるのに食品が捨てられてしまう「フードロス」が問題になっています。日本では、年間522万トン(※1)の「食べられる」食品が捨てられています。1人当たりで計算すると、これは1年で約41kg(※2)、1日にお茶碗1杯ぶんのごはんを捨てている計算です。しかも捨てられた食品は可燃ごみとなり、環境に負担をかけてしまうのです。大切な資源を守り、環境を守るために、私たちにできることはなんでしょうか?

●日常の心がけ〈買い物編〉

  • お腹が空いている時は買い物に行かない。
  • 買い物に行く前に、冷蔵庫やパントリーのストックをスマホで撮影。
    あるもの/ないものを把握することで、むだな買い物を減らしましょう。
  • すぐ食べるものなら、期限の迫っているものから買いましょう。
    野菜を買う時は規格外のものも敬遠せずに。味に大きな違いはありません。
  • 買い物から帰ったら、すぐに小分けして密封や冷凍など、食材に合わせて保管しましょう。

※1.令和2年度推計値 ※2.総務省人口推計(2022年10月1日)令和元年度食料需給表(確定値)


賞味期限とは、「おいしさ」が保たれる期間の目安。
過ぎてしまっても、未開封のものならば食べられることもあります。味やにおいなどを確認し、異常がなければです。一方で消費期限は安全に食べられる期限のこと。こちらは傷みやすい食品に使われる目安ですので、期限が切れたら食べるのはやめておきましょう。