リフォームの助成金・補助金、鳥取市や岩美町・八頭町はどうなの?

2025年12月13日


こんにちは!
“まごころリフォーム”のマツモト工務店です。
スマホを見ているとやたらと“助成金を使ってお得に塗替え・外壁塗装をしましょう!”とか“知らないと損!”なんて広告が出てきます。
テレビでも“窓リフォームで補助金が使える”なんてやっています。
実際に、実施助成金を使ってどのくらいお得になるのか?そもそも 自分が住んでいる地域にもあるのかを調べてみました。

塗替え

◆目次

 

◆1.外壁塗装に使える補助金・助成金

現在(2025年12月1日現在)、残念ながら鳥取市・倉吉市には外壁塗装に使える助成金・補助金はありません。

岩美町は、外壁塗装を含むリフォーム工事の補助金があります。

金額は対象工事費用の10%(上限10万円)となっています。

しかも若年層(夫婦いずれかが40歳以下、18歳以下を養育する世帯、2世帯以上)の場合は15%(上限15万円)にアップします。

参考:岩美町HP:https://www.iwami.gr.jp/2389.htm

八頭町にも外壁塗装に使える補助金があります。

金額はリフォーム工事に係る費用の20%(上限20万円)と少し大きいですね。

ただし、 補助金の対象は若年層(夫婦いずれかが40歳以下、18歳以下を養育する世帯、2世帯以上)に限定されているので注意してください。

参考:八頭町HP:https://www.town.yazu.tottori.jp/soshiki/11/1276.html

補助金を利用する際の注意点!
自治体が行っている補助金は原則その市町村に事業所を持つ事業者に頼んだ場合のみ該当するので、岩美町や八頭町以外に事業所を置く外壁塗装業者やリフォーム業者に依頼しても補助金の対象にはならないので注意してください!!

さらに、補助金は事前相談が原則です工事後に補助金があることを知って申請しても対象にならないので見積りを取ったら役所に相談して補助金の採択が出てから工事をするようにしてください

 

◆2.外壁塗装以外のリフォームに関する補助金

外壁以外のリフォームに使える補助金は実は多くあります。
まずは、国が実施しているリフォーム補助金は以下のようになります。

補助事業名 補助率 最大補助額 お問い合わせ
 先進的窓リノベ事業  1/2 200万円/戸 外部サイトへのリンク’先進的窓リノベ事業事務局 
 子育てグリーン住宅事業   60万 外部サイトへのリンク’子育てグリーン住宅事業事務局
 長期優良住宅化リフォーム推進事業 1/3 250万円/戸 国立研究開発法人建築研究所
 次世代省エネ建材の実証支援事業 1/2 300万円/戸 外部サイトへのリンク’一般社団法人環境共創イニシアチブ
 既存住宅における断熱リフォーム支援事業 1/3 120万円/戸 外部サイトへのリンク’公益財団法人北海道環境財団 

これらの補助金は期限があります。
また、予算が終了すると申請できないためリンク先の確認をしてください
ちなみに先進的窓リノベ(断熱窓に交換又は追加するリフォーム)は2025年12月末までが申請期間ですのでご注意ください。
2025年12月現在で現実的にこれらの補助金の申請は難しいかもしれません。
毎年何らかの補助金が出てきますが、2026年以降に関してはまだわかりませんので、情報が出次第お知らせいたします

 

また鳥取県は「とっとり健康省エネ住宅改修支援事業補助金」という独自の補助金があります。
https://www.pref.tottori.lg.jp/308459.htm

基本的には一定の基準を満たした断熱リフォームに対して出る補助金となります。

最大で150万円の補助金があります。

国の補助金との併用も補助対象(例えば窓リノベで内窓は国の補助金、その他の個所の断熱工事は鳥取県の補助金)が違えば出ます。

補助金は対象となる工事業者のみなのでサイトよりご確認ください。

 

 

◆3.補助金の前に決めておきたいこと

 

補助金は条件を満たすなら積極的にもらうべきです。原則として返済義務のないお金(給付金)であり、リフォーム費用を抑えることができるため活用しない手はありません。

ただし、いくつかの考えておくべきことも存在します。

  • 申請に手間と時間がかかる:外壁塗装工事の補助金を考える場合の問題点は、補助金の申請をして審査が完了しないと工事ができないことです。
  • 工事前に申請が必要:審査が終わる前に工事を開始してしまうと対象ではなくなるのでお気を付けください。これはすべての補助金も同様です
  • 急ぎのとき:外壁や屋根のリフォームは、すぐに補修が必要となる場合があるかもしれません。

上記を踏まえて

仮に築13年を超えた窯業系サイディングの家があるとします。この場合はすでにかなり防水性がなくなっているケースも多いでしょう。

このような場合で冬の季節に気温が0度以下になるような日凍害と言ってサイディングの中に入った水が氷ることで体積が増え外壁を破壊する現象が起こる可能性もあります。

気候変動も激しくなっているので冬に寒い日が続くと凍害の可能性が更に高まります。

補助金のために先延ばしにすることで補修箇所が増え見積金額が1年前より10万円上がれば結局差し引き0になってしまいます。

屋根も1年経つとどのような状態になるのかわかりません。

最近は台風やゲリラ豪雨などもあり、半年・1年工事を延ばすことで自然災害時に被害が拡大し補修費用が上がることもあり得ます。

外壁や屋根は家を守るためにあるのでそれこそ日々劣化しているものだと考えてほしいと思います。

もし人間やペットが病気になって手術をしなければならない時に補助金のために1年先延ばしにするでしょうか

その1年の間に急変する可能性を考えれば、待たないと思います。

家も同様で1年待つことで傷みが激しく劣化が進行してしまいます。

できれば、先延ばしにせず工事をして頂くことをオススメします。

心理学では、人は今の5万円と10年後の50万円だと今の5万円を選ぶ人が多いそうです

ちょっと考えれば、1回で5万円ぽっきりより、毎年5万円がもらえるようなものだと考えれば、絶対に10年後の50万円の方が得ですよね。

でも、なぜか今すぐもらえる5万円の方を得だと感じるようです

もし補助金・助成金が工事金額の20~30%という市町村があれば少し話は変わってきますが、上限10万~15万円で家の築年数が15年を過ぎて初めての外壁・屋根塗装だという場合には、たまたまその時期にあれば補助金の申請をしてもよいと思いますが、もし外れたとしても先延ばしをせずに工事をしてもらった方が将来的にはお得になると思います。

仮に申請や審査を待っていたとしたら、そのあいだに劣化箇所が大きくなったり、物価上昇で金額が変わる場合もあります。

外壁以外の内装リフォームでは水漏れ以外であればじっくり待つ余裕もあるとは思いますので是非補助金を活用して賢くリフォームしましょう!

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