株式会社マツモト工務店
- 住所
- 〒680-0911
- 鳥取県鳥取市千代水3-59
- メールアドレス
- aksuper@aksuper.jp
営業時間 8:00~17:00
定休日:日曜・祝日
2025年12月3日
お家の塗り替えリフォームをご検討中のお客様へ向けて、オススメ塗料情報を発信しております。
失敗しないリフォームを行うために是非最後までお読みください!

100万円以上はする外壁・屋根塗装、費用が掛かるからこそ検討する際に“相場感を知りたい”と誰もが思うことですよね。
できるだけ安くするために複数の業者さんに見積もりを取ってみたが、
業者ごとでかなり費用がバラバラで逆にわからなくなって“適正価格が知りたい”という方も多いかと思います。
一昔前の外壁の訪問販売では、初めに高い金額を出してドンっと何十万も値段を下げてなんて営業も多かったと思います。
さらに実は外壁塗装は塗料で値段が決まるわけではなく工事内容や工事時期で値段が決まるものなのです。
しかも建築工事はどんなに腕の良い職人が施工したとしても人がやる限り不具合はつきものです。(一説には新築でも80%以上は不具合が見つかるという世界です)
そのため塗装業者の管理体制やアフターフォローの体制、会社の規模によって値段にはかなりの幅があるのが実情です。

安くする方法として相見積をとってみて一番安い業者を探そうと考えると思います。
ただ、家電製品のように、基本的にどこで買っても同じものが手に入るものであれば、
他社の値段を比較して一番安いところで購入しても、
製品に問題があればメーカーが保証してくれます。
外壁の塗料を購入するのであれば、インターネットで最も安いものを買う方法でもよいですが、
外壁塗装は職人が手作業で塗るというサービスを購入する行為です。
単に値段の安さだけを求めると、値段の安さが工事の質や工事後の不具合にもつながりやすくなって心配になってきます。
最近は一括見積サイトなんかで複数社から簡単に見積をとれるので、そういうサイトを活用して比べる方も増えてきました。
しかし、見積を取る会社が多いいと逆に価格がバラバラで、それこそ数十万単位で違ったりするので一体どれが適正な価格なのか悩んでしまうという声もよく聞きます。
そこで、今回は当店の地元である鳥取市・倉吉市等での外壁塗装の価格相場を調べてみました。
また、見積で価格がバラバラな理由や見積から適正価格化を判断するチェック箇所なども解説していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

◆もくじ
外壁塗装の費用相場を考えるうえで大事なのは家の大きさです。
外壁塗装は塗装する部分の面積により、塗料の数量や足場の面積が変わるので値段が大きく変わってきます。
また、例え同じ地域に同時期に建った同じ面積の家でも家の形状で値段は変わります。
まずは統計調査のある鳥取市・倉吉市・八頭町・湯梨浜町・持ち家の一戸建てにおける平均延べ床面積をご紹介したいと思います。

※出典:政府統計の総合窓口 住宅・土地統計調査 平成30年住宅・土地統計調査より抜粋
(https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003355315)
持ち家の一戸建ての延べ床面積をみると鳥取市が149.81㎡、倉吉市が161.77㎡、湯梨浜町が176.77㎡、八頭町が173.26㎡となっています。
鳥取県の平均は153.45㎡なので鳥取市は少し家の大きさが小さく、他の市や町が20㎡前後大きくなっています。
ただし、延べ床面積=塗装面積ではありません。延べ床面積は建物の全ての階の床面積を合計した面積のことで、居住スペースの広さを表す面積です。
基本的には屋根がある部分の面積になるので、バルコニーは屋根がないので延べ床面積は含まれません。
ただ、バルコニーがある場合はその分外壁は出っ張っていることになるのでバルコニーのあるなしで外壁の面積は変わってきます。
延べ床面積から外壁の塗装面積を知るためには、延べ床面積に係数(けいすう)をかけることで概算の外壁の平米数を算出することができます。
主に外壁塗装で使われる係数は1.2~1.7の範囲になります。
これは延べ床面積は屋根がある部分の面積のみを指すので、例えば中庭があるような家や開口部(窓の数と大きさ)が多い家では、延べ床面積より外壁の面積がかなり大きくなるために係数に幅があります。
今回は真ん中の係数1.4で面積を算出します。
また、坪数で価格を出すケースもあるので延べ床面積を坪数として算出してみます。

※出典:政府統計の総合窓口 住宅・土地統計調査 平成30年住宅・土地統計調査結果より算出
(https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003355315)
ただ、これはあくまでも平均値です。
家の形状で同じ延べ床面積であっても変わる場合があるので実際の面積は直に現場調査で測るか図面から算出することが重要です。
次は、面積を頭に入れて実際に全国で調査(外壁塗装をした571名へのアンケート)した結果を見てみましょう。

出展:「【外壁塗装の費用・どこに頼むか・不満調査】571人アンケート調査!」
(https://neviqo.co.jp/gaiheki/receding-kakaku)
使用した塗料のグレードに関しては、「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」で外壁塗装を行う事が圧倒的に多い意見のようです。
また、「ラジカル制御型塗料」「フッ素塗料」「それ以外の塗料」という高グレードの塗料で外壁塗装を行うのは、全体を見ると少ない意見だということです。
そのため、この外壁塗装の価格でボリュームゾーンである60万~120万円に関しては概ねウレタンかシリコン系の塗料を使った価格だと思ってください。
次にアンケート調査の対象さの家の大きさ(坪数)の結果は以下のとおりです。

出展:「【外壁塗装の費用・どこに頼むか・不満調査】571人アンケート調査!」
(https://neviqo.co.jp/gaiheki/receding-kakaku)
全国調査では30坪~40坪が最多になり、外壁塗装の価格アンケートの90万~120万の価格帯は30坪~40坪の範囲の方の価格帯だと推測できます。
つまり、鳥取市(45.4坪)はそれよりも多少大きいので外壁塗装の平均相場は100万円~130万円あたりになると思われます。
また倉吉市は120万~150万、湯梨浜町・八頭町は鳥取市より8坪前後大きくなるので150万~180万くらいになる可能性があります。ただ、和風の家は外壁面積が洋風の家より小さい可能性があるので、家の形状によっては鳥取市と変わらない可能性はあります。
また価格の幅は選ばれる塗料のグレードによると思われるので、一番多く使われるシリコン系の塗料が各坪数の下限金額、つまり鳥取市では120万円前後になると思われます。
おそらく高グレードのフッ素を使った場合は10万円~30万円ほど高い130万円~150万円くらいになるのではないかと思われます。
そしてあくまでも外壁塗装の価格相場なので、屋根塗装が加わると30万円~50万円プラスになると考えると概ね相場になるのではないかと思います。
まとめると以下のようになります。

※上記は塗装面積が大きい洋風戸建てを想定しており、塗装面積が小さい和風戸建ては1割~2割ほど安くなります。
大体の相場はこれで分かると思います。
しかし、業者によってはシリコン系で外壁塗装と屋根塗装を含めて100万円を切るような値段がインターネットなどに出ていることもあります。
外壁塗装では、外壁の傷み具合に応じた補修をしたり、下地の傷みに合わせた下塗り塗料が別途必要な場合があります。
そのため、相場感より安くなることも高くなることもありえます。また、悪質な業者は、「下塗り材を使わない・適切な下塗り材を使わない」、「塗料を薄めて塗料代を節約する」「適切な足場を使わない」「補修をしない・適切な補修でない」等のいわゆる“手抜き”を行うことで値段を下げるケースもあります。
特に相見積で複数社を競争させると、値引きという形で値段を下げてそれに合わせた工事内容になってしまうケースも多くあります。なぜなら、足場に関してはさすがにわかりやすいですが、「補修しない・適切な補修でない」「塗料を薄める」「下塗り材を使わない・適切な下塗り材を使わない」等に関しては、塗装してしまえば塗装直後はプロでもほとんど見破ることができません。
とはいえ、手抜きは手抜きですので数年で色ムラや剥離、ひび割れが起こってくるのですが、このようなことをする悪質業者は大体数年後には会社が無くなっていることも珍しくはありません。
外壁塗装は塗料を購入するのではありません。
塗装工事というサービスを購入するわけですから、業者を選ぶ際には値段で選ぶのではなく、しっかり工事をしてくれる業者であるかを判断することが塗装後の10年、20年を考えると最も重要な要素になってきます。
できるだけ安くしようと複数の業者から見積を取ることがあると思います。
その際に値段の安いか高いかだけで判断するのではなく、見積の内容や見積を作るための現場調査を見れば、ある程度ちゃんとした業者かそうでないかを判断することできます。
そこで現場調査や見積から判断できるポイントをお伝えします。
チェックポイント① 現場調査の時間のかけかた

現場調査の目的は外壁の面積を測るだけでなく、現在の壁の状態やひび割れなどの補修箇所のチェック、足場の設置場所の確認等多岐にわたります。
どんなに早く行っても30分以上はかかってしまいます。
とにかく塗るためだけの値段だけ出すのであれば家のサイズがわかれば良いので、それこそ縦と横の2辺と階数がわかれば値段は算出できます。
今はGoogleアースとストリートビューがあれば屋根の大きさと階数がわかるので究極は訪問せずとも概算で面積は出せます。
しかし塗装後の仕上がりを考えれば下地の状態や補修箇所の確認を行いどのような補修方法が必要なのか、下塗り材は何を塗るのが良いのかを判断してからでないとできません。
しかも家の傷み具合は太陽の影響を受ける箇所(西面や南面)や湿気の多さ(北面等)などによって変わるのでやはり家の周りを1周してみないとわかりません。
また家によって窓の大きさはわかるので、家の面積で行ったような係数をかけて算出する方法では誤差が大きくなってしまいます。
そのため必ず家の周りを一周して壁の面積を測り、窓の数や大きさ、補修必要箇所や下地の状態を調べ屋根も同時であれば屋根にもカメラを伸ばして撮影するなど、10年、20年後を考えた外壁塗装工事をするための現地調査は軽く1時間はかかるものです。
30分以内で現場調査が終わるような業者さんは、適切な補修をしない可能性があると判断してもよいと思います。
チェックポイント② 見積の一式工事
外壁塗装のような工事(役務)の場合は一式という記載方法はよくある表示ではあります。
ただ、例えば「外壁塗装工事一式 〇〇〇〇〇〇円」とだけ記載されていて中身の詳細(塗装する㎡数や単価、付帯工事の塗料名や数量)がないような見積書を見せていただくこともよくあります。
これだと、どの工事をどれだけするのかがわかりませんし、補修はどのようにするのか、何の材料で工事をするかわかりません。
中には「外壁塗装一式 シリコン系〇〇〇円」と塗料の系統くらいは書いてあるものもありますが、これも何を塗られるかわかりません。
同じシリコン系の塗料でもメーカーや商品によって性能も違います。
ちゃんとした業者であれば、基本的に外壁や屋根などの面がある工事は㎡数で、樋やコーキング等長さで行う工事はm数表示し、そこに工事の単価(材料代と職人さんの手間賃の合計)をかけて計算された見積書が提出されます。
もし“一式表示”があったとしても、部分的な「補修」や「付帯部、その他工事」など面積や長さで表しにくいものだけに限定されています。
外壁や屋根のような面積のある場所や“m”のように長さで表現できる場所を一式で表示している場合は価格を不透明にしている可能性があるので気を付けてください。
また補修箇所が価格と共に書かれず、初めからサービス工事などとされているケースなどもありますが、そのような場合も補修がされない可能性も考えられるので注意が必要です。
チェックポイント③大幅値引き
悪徳業者の中には初めに高い見積を出しておいて最後に50万円~80万円ひどい場合には半額くらいになるような値引きをしてくる業者がいます。
そのような業者の場合値引きを前提に高い値段をつけているだけなので、避けた方が無難です。
一般的によほどの事情がない限り3割以上の値引きはありません。
例え値引きができたとしても2割程度が妥当でそれ以上の値引きをしてくる場合は、初めの見積額が高いだけだと考えてください。
また、よくある悪徳業者の常套句として、さも今だけのような言い方で常に宣伝広告費を割り振ってとか、この家は宣伝になるのでなどともっともらしい理由をつけて「足場代無料」「足場代や経費が無料」「塗料代だけでよい」と言ってくるケースがあります。
そもそも公式にHPやCMや広告などで特別にキャンペーンを行っていない状態で足場代が無料にできるケースは、その業者が足場を持っていて足場職人(基本的に塗装職人は足場を立てません)も抱えている場合で、さらに現場が全くないような場合か、広告やキャンペーンをしている時期だけです(つまりキャンペーンとして利益を落としている)いつも値引きとして「足場代がかからない」というのは初めから足場の金額がほかに含まれていなければできません。
特に最近は安全基準で歩ける平面が付いた足場(ピケ足場などと呼ばれています)を設置しないといけないので足場業者に依頼するケースが増えています。
そのためほとんどの業者が自社足場や自社足場職人を持っていないにも関わらず足場代無料と言っているのはその足場代は他の項目に含まれているということです。
また、「塗料代だけでよい」という業者さんもいらっしゃるようですが、そんな高額な塗料はほとんど存在しませんし、塗装費用というのは、塗料と職人さんの施工費も含んだ価格なので、塗料代という説明自体が間違った説明になっているケースが多いです。
そのような場合に、もし「足場代無料」「塗料代だけ」となって塗料の性能が飛躍的に良いわけではないのに他の業者の金額と同じか若干安いということはそれだけ工事が安い=手抜きの可能性がある。と考えていただきたいと思います。
最近は、お客様もネットで業者を選ぶことが多いので、ネットなどでは安さを売りに目を引こうと相場より安く記載しているケースがあります。
しかし外壁塗装でそもそも激安はあり得ません。
外壁塗装工事は職人というプロのする仕事です。
値段が下がれば技術も下がると考えた方が良いと思います。
数年で塗り替えるものならまだしも、10年以上は次の塗装がない工事ですので、ある程度は仕方ないと考えて工事内容を優先で選ばれる方が結果的にコストパフォーマンスは高いと思います。
鳥取市の外壁塗装の相場はシリコン系塗料を使った場合で130万前後となります。
さらに屋根塗装を同時にすると160万前後になると考えてください。
耐候性が高いフッ素や無機塗料の場合はさらに20万~30万高く外壁塗装と屋根塗装の合計で190万円前後になると思います。
ただし、値段だけで決めると塗装後の不具合も多い業界なので、安い方が嬉しいとは思いますが、値段より工事内容のしっかりした業者を選ぶことをお勧めします。
私たちマツモト工務店は、 設立35年以上、14,000件以上リフォーム施工実績のある総合リフォーム店です。
公共工事や新築も手掛け“地域密着”“まごころ”を届ける総合リフォーム店として、塗料やお風呂・トイレ・キッチンなどのメーカー様と定期的に勉強会を実施して、スタッフの塗料や商品知識向上・職人の塗装技術向上に努めています!
しかも外壁塗装に関しては自社の塗装職人をかかえているため中間マージンが不要で高性能な塗料を比較的リーズナブルにご提供させていただいております。
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