株式会社マツモト工務店
- 住所
- 〒680-0911
- 鳥取県鳥取市千代水3-59
- メールアドレス
- aksuper@aksuper.jp
営業時間 8:00~17:00
定休日:日曜・祝日
2023年1月25日
結露は、空気に含まれる水蒸気が急激に冷えることで起こります。外の気温と室内の温度差が大きいほど発生しやすく、毎年この季節は悩まされる方も多いのではないでしょうか?
実は、放っておくと住まいや健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性も…。効果的な対策をとって、結露を防止しましょう!
結露を放置することで起きる被害
空気中のゴミやホコリが水滴にくっついてカビが発生します。いやなニオイの原因になるだけでなく、カビを好物とするダニまでも部屋に繁殖し、アレルギーなどの健康被害に繋がる危険もあります。最悪の場合、家の内部まで染み込んで断熱材や木材を腐らせてしまうこともあります。
外気と室内の温度を最も受けやすく、一番発生しやすい場所。ガラスだけでなくサッシも水蒸気が付着しやすいので要注意。
クローゼットの内部の温度は室温よりも低くなっています。室内の暖かい空気が入り込むことで結露が発生します。
家具の裏側部分は、室内の熱が壁まで伝わらず、冷えた空気が溜まっています。空気の通りが悪く、カビも発生しやすい場所です。
暖房で温まった空気が、冷たいフローリングに触れることで結露が起きます。カーペットの下は発生しやすいポイントです。
2時間に1回、お部屋の空気を入れ換えます。5~10分ほど窓を開けておくだけでOKです。そうすることで、水蒸気を多く含んだ空気を外に追い出し、乾いた空気を取り込むことができます。部屋の温度と湿度を下げ、外気との温度差を少なくする効果もあります。
クローゼットを閉めたままにしておくと、中に溜まった水蒸気が逃げ場を失い、結露が発生してしまいます。それが原因で、衣服が湿っぽくなったり、カビ臭くなってしまうことも。1~2時間程扉を開けっ放しにして、時々中の空気を入れ換えるようにしましょう。
タンスや棚などの家具は、壁から最低5㎝は離して置くようにします。暖かい空気が家具の裏側まで流れる通路を作ることがポイントです。また、結露しやすい外壁側にはなるべく家具を置かないようにするなど、配置場所にも工夫すると良いでしょう。
部屋の湿度を過剰に上げ過ぎると、空気に入らなくなった余分な水分が水滴として現れ、結露が起こることも。最適な湿度の目安は45~50%程度と言われています。加湿のしすぎを防ぐためにも、部屋の湿度をしっかり把握しておくことが大切です。