冬本番前にチェック!外壁のひび割れ放置で後悔しないための緊急対策と外壁塗替えのサイン

2026年1月13日


~外壁で最も怖い凍害!早めのメンテナンスが家の寿命を延ばす~

鳥取県鳥取市の累14,000件以上の施工実績で地域密着“まごころリフォーム”を提供するマツモト工務店です。

お家の塗り替えリフォームをご検討中のお客様へ向けて、オススメ塗料情報を発信しております。

失敗しないリフォームを行うために是非最後までお読みください!

今回は、ご自宅の外壁メンテナンスをお考えのすべての方へ、日本の厳しい冬の寒さが外壁に与える深刻な影響と、外壁リフォームの最適なタイミングをお伝えします。

鳥取県では冬の最低気温の平均は平野部で1~2℃と0℃を下回る日は多くありませんが、標高が100m上がると0.8℃下がるので高台地域では0℃を下回る日も増えていきます。

外壁にとって特に、見落とされがちな小さなひび割れ(クラック)が、いかに家の寿命を縮める凍害へとつながるのかを詳細に解説します。

冬本番になる前に早めに点検を行うことが大事です。

もくじ

 

1.【家の耐久性に関わる大問題】

冬の外壁を蝕む「凍害」のメカニズムと被害の実態

外壁の劣化、特に冬の時期に進行しやすいのが「凍害」です。

これは、外壁材に浸透した水分が原因で起こる現象であり、一度発生すると修繕に高額な費用がかかるため、早期発見と対策が不可欠です。

出典:一般社団法人 日本窯業外装材協会:サイディングの維持管理はどうするの 第3版 (2022年7月発行)より抜粋

https://www.nyg.gr.jp/gizyutusiryou/pdf/mainte.pdf

■ 凍害発生の科学的なプロセス

多くの戸建て住宅で使われる窯業系サイディングモルタル壁は、微細な隙間や目に見えない小さな穴(多孔質構造)を持っています。

  1. 水分の浸入(トリガー): 経年劣化で塗膜表面の防水性が失われた部分、ひび割れ、またはコーキング(目地)の隙間から、雨水や結露水が外壁材内部に浸み込みます。
  2. 凍結と膨張(破壊力): 気温が0℃を下回ると、浸入した水が氷に変わります。ペットボトルを凍らせると膨らむように、水は凍る際に体積が約9%増加します。
  3. 内側からの破壊(被害拡大): この強力な膨張圧力が、外壁材の内部で何度も繰り返されることで、表面を内側から押し出し、塗膜の剥離や外壁材の割れ・欠け(ポップアウト)を引き起こします。

(参考):日本建築学会の研究報告でも、湿潤状態にあるコンクリートやモルタルは、凍結融解のサイクルを繰り返すことで耐久性が急速に低下することが指摘されており、外壁材も同様の環境下ではこの劣化にさらされます。

 ★隠れた脅威!内部結露がもたらす深刻な被害

サイディングは建築基準法により通気工法といって隙間を開けて設置するようになっています。その隙間には外の空気が入り込み冬の夜間や早朝、外壁材の裏側では内部結露が多発しています。これは、暖房で温められた室内の湿った空気が壁の内部に入り込み、冷たい外壁側に触れて冷やされることで水滴化する現象です。この結露水が外壁材を常に湿潤状態に保ち、凍害やカビ・藻の温床となります。

2.【深刻な危険性】

小さなひび割れを放置すると家が崩壊する?

「ヘアークラック(髪の毛ほどのひび割れ)」だから大丈夫と放置していませんか?外壁の小さなキズは、家の構造に直結する致命的な欠陥へと進行する危険性を秘めています。

放置によって引き起こされる4つの重大リスク

  1. 構造材の腐食と耐震性の低下

ひび割れから浸入した水は、外壁を通り抜けるとまずは透湿防水シートに到達します。
防水シートはJIS規格により透湿性(水は通さず空気は通す性質)は20年~50年と言われていますが、
2009年に一部の住宅で10年未満で劣化している事例が発見されています。
透湿防水シートの性能低下や破損があると構造躯体(柱や土台)に到達します。
木造住宅において、木材が常に湿潤状態(含水率20%以上)にあると、腐朽菌が繁殖し、木材が腐り始めます。

国土交通省の資料『住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)』に基づく「住宅性能表示制度」でも、外壁や屋根からの雨水浸入は、劣化の進行を早める重大な瑕疵として挙げられています。
構造材が腐食すれば、耐震性が大幅に低下し、地震発生時の倒壊リスクが高まります。

※国土交通省既存住宅の性能表示制度ガイド

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001970907.pdf

  1. シロアリ被害の誘発

シロアリは、水分を含んだ柔らかい木材を好みます。
雨漏りや結露によって腐朽しかけた構造材は、シロアリにとって最高の環境を提供します。
シロアリの被害は家の土台から進行し、気づいた時には大規模な修繕が必要となります。

  1. 資産価値の急

外壁の劣化が目立つ住宅は、市場での資産価値が大きく下落します。
現在は法律で不動産業者が建物状況調査(ホームインスペクション)をあっせん、もしくはしていない理由を開示しなければならなくなりました。
その調査には外壁が含まれていますので、将来的な売却を考えた場合は適切なタイミングでの外壁リフォームは、売却価格を維持するための投資とも言えます。

  1. 健康被害(カビ・シックハウス)

壁の内部で水分が停滞し、断熱材などにカビが発生すると、その胞子が室内にまで侵入することがあります。
これにより、アレルギーやぜんそくなどの健康被害を引き起こすリスクが高まります。

3.【緊急度の判断基準】

緊急度を判断する外壁セルフ診断とサイン

あなたの家が外壁塗替えを必要としているかどうか、専門家に依頼する前にチェックできる具体的なサインを紹介します。


セルフチェックのコツ:
0.3mmのひび割れは、ハガキの厚さや“シャーペンの芯(0.5mm)”を目安にすると分かりやすいです。
これ以上のひび割れを見つけたら、すぐに専門家に相談してください。

4.【失敗しないリフォーム戦略】

冬の外壁塗装における重要な実情と注意点

外壁メンテナンスを検討する上で、「いつやるか」は「何を使うか」と同じくらい重要です。
特に冬場は、施工の品質を左右する重要な制約があります。

品質を担保する「塗装不可」の条件

一般的な塗料(水性・溶剤系問わず)の施工マニュアルには、必ず乾燥条件が記載されています。

  • 最低気温の制約:ほとんどの塗料で“「気温5℃未満」での施工は不可”とされています。
    これは、塗料の成分が低温下で正しく化学反応を起こせず、正常に乾燥・硬化しないためです。
    ただし、ポイントは養生されている中の温度です。
    例え外気温が5℃未満でも家の周りを覆っている養生シート内部の温度が5℃以上あり、壁面温度が5℃以上であれば塗装は可能です。
  • 湿度の制約「湿度85%以上」での施工は不可とされています。
    湿度が高すぎると、塗膜が白く濁る「ブラッシング」や、乾燥遅延による密着不良が発生します。
    冬場は湿度が低いので梅雨時期は注意が必要です。
  • 結露・降雪: 冬の朝方に発生する結露は、外壁表面に水分をもたらし、塗料の密着を妨げます。
    塗る前に外壁が完全に乾燥している必要があります。

冬でも高品質な塗装を実現するために

腕の良い専門業者は、冬場の施工において以下の対策を徹底します。

  1. 施工時間の厳守: 天気予報を確認し気温が上がりやすい午前10時〜午後3時頃に作業を集中させ、低温になる時間帯の作業は避けます。
    そのため春や秋に比べると工期は少し長くなります。
  2. 気温・湿度管理: 現場で温度計や湿度などを適切に確認しながら作業を進めます。
  3. 養生と乾燥の徹底: 塗料の乾燥を促すため、風通しを確保しつつ、必要に応じてシートで保護するなどの対策を行います。

冬の外壁塗装では、豊富な施工実績とノウハウを持つ業者を探すことが、失敗しないリフォームへの近道です。

5.【家の寿命を延ばす戦略的リフォーム】

補助金・優遇制度を賢く活用する

外壁リフォームは大きな出費ですが、国の制度を賢く利用することで、経済的な負担を大幅に軽減できます。
費用対効果を高めるためにも、高性能な塗料や断熱改修とセットで検討しましょう。

活用すべき公的制度

  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業:外壁の断熱改修や耐久性向上を目的としたリフォームに対し、国が費用の一部を補助します。
    補助金上限は最大200万円(性能向上や三世代同居などの条件で変動)。
  • 国土交通省:国土交通省 長期優良住宅化リフォーム推進事業:https://r07.choki-reform.mlit.go.jp/
  • 住宅ローン減税(リフォーム特例)省エネ耐久性向上などのリフォームを行う場合、既存の住宅ローン減税の対象となる場合があります。
    ※国税庁 https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/05_2.htm
  • 自治体独自の補助金:多くの地方自治体で、「省エネリフォーム補助金」「住宅リフォーム助成制度」として、外壁塗装や断熱改修を対象とした補助金制度を設けています。
    ※鳥取県:とっとり健康省エネ住宅改修支援事業補助金:https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1306759/230401_ReNESTchirashi.pdf

ご自身の地域で利用可能な制度を事前に確認しましょう。

6.【まとめ】

外壁メンテナンスは「先延ばし」にしない投資

外壁のひび割れは、単なる見た目の問題ではなく、家の構造的な寿命に直結する緊急事態のサインです。
冬本番を迎え、凍害のリスクが本格化する前に、適切な処置を行うことが、建物の耐久性家族の安心を守る最良の選択です。
マンションでは修繕積立金として修繕費用はある意味強制的に積み立てられますが、戸建てでは自身で貯蓄をしないと修繕費用はたまりません。
そのためにはかかる費用を把握しておくことも重要ですし、外壁修繕では補修費用が費用を大きく左右するので、今の自宅を補修込で塗装をするとどの程度の費用になるのかを把握しておくことが重要です。
しかも、冬場の時期はお客様からの依頼数が減りやすい時期なので、自社職人がいる塗装業者は1年で最も割安になりやすい季節です。
ぜひ一度ご検討ください。

あなたの家を守るための「緊急対策」として、まずは専門家による無料の外壁診断を受けて、正確な状態を把握してください。

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